清田小学校の水田「ゆめ田んぼ・あしりべつ」で9月18日(水)、同校の5年生児童が稲刈りの体験をしました。

 この水田は、札幌清田ライオンズクラブが2005年に寄贈したもので、旧道沿いにあり、70坪の広さがあります。

 かつて清田区エリアは厚別(あしりべつ)川流域に水田が広がっていました。そうした地域の歴史や先人の歩みを知ってもらおうと寄贈された水田です。清田小は毎年、この水田で5年生が春の田植え、秋の稲刈り体験をしています。

 児童たちは、稲刈りの方法や鎌の使い方をライオンズクラブ会員から教わった後、田んぼに入り稲刈りに取り組みました。慣れない作業ながら、楽しそうに稲を刈っていきました。

 清田区では、今や水田はこの清田小の田んぼだけになっています。札幌市内で学校に水田があるのも清田小だけだそうです。

 稲刈りには、知野学清田区長も参加しました。

 刈り取った稲は脱穀や精米をして、調理実習の授業に使うそうです。