清田町連など清田地区の地域団体で構成する「清田地区住みよい安心安全なまちづくり協議会」(会長:猪野毛清田町連会長)の全体会議と、清田区幹部職員らとの清田地区懇談会が5月29日(水)、清田区民センターで行われました。

清田地区懇談会=清田区民センターにて

 清田町連役員や清田地区の町内会長、地区の小中学校、あしりべつ川の会、保護司会、地域包括支援センター、介護予防センター、民生委員児童委員、老人クラブ、北海道コカ・コーラボトリング、北洋銀行清田支店、JAさっぽろ清田支店など「まちづくり協議会」の構成団体関係者と清田区幹部職員の計55人が参加しました。

挨拶する猪野毛会長

 はじめに、猪野毛会長と知野清田区長が挨拶。知野清田区長は「区役所周辺の賑わいづくりの一環で、清田区民センターを区役所近くに移転する作業を進めています。区民アンケートなどを実施して来年3月には基本計画を策定します」と述べました。

挨拶する知野清田区長

 続いて、長年、町内会活動に取り組み地域のために貢献した真栄第一町内会の森雅司さんと、同じく真栄第一町内会の佐藤善春さんの2人に知野清田区長から感謝状(区長表彰)が贈られました。

区長から感謝状を受け取る真栄第一町内会の森さん(左)

 続いて、「清田地区住みよい安心安全なまちづくり協議会」の全体会議に移り、清田公園・清田緑地のごみ拾い、真栄・有明方面のごみ不法投棄パトロール、防犯ボランティア活動、特殊詐欺研修会など令和5年度の活動報告が行われました。

 清田区からは「きよたのまちづくり2024年度の主な取り組み」が報告されました。それによると、①にぎわいづくりの拡大②区内外への情報発信③多様な交流の促進④安心して生活できる環境づくり―の4つのテーマでまちづくりを進めるとのことです。

 にぎわいづくりの拡大では、区役所前で「ふれあい区民まつり」(7月13日)、きよたモルックまつり(8月10日)、清田マルシェ&きよフェス(9月7日)、きよたウインターフェスティバル(2025年1月)といった区役所関連イベントを計画。

 区内外への情報発信では、きよたスイーツの推進や、地元企業アミノアップと連携したハイテクヒル真栄緑地ネイチャーツアーなど従来からの事業に加えて、新たに「地元農家で収穫体験会」という事業を開催する予定。

 安心して生活できる環境づくりでは、新たに各避難所の構造等を踏まえた「避難所開設の手引き」を作成します。健康増進に向けた様々な取り組みを引き続き行います。

 この後、質疑応答では、「横断歩道のゼブラ模様があちこちで消えている。交通安全上問題があるので、ちゃんと横断歩道の模様を描いてほしい」「新区民センターは駐車場難が懸念される。十分な駐車場確保をお願いする」「現区民センターは倉庫などにせず、地域住民が使える施設として活用してほしい」などの意見が出ました。