札幌市清田区の厚別川(あしりべつ川)に今年も「鯉のぼりの川渡し」が行われ、春の訪れを告げています。
鯉のぼりの川渡しが行われているのは、国道36号線の清田橋と旧道の厚別橋(あしりべつばし)の間の厚別川。
清田区の真ん中を南から北へ流れ下っている厚別川を活かしたまちづくりを進める「NPO法人あしりべつ川の会」が、地域の子供たちの健やかな成長を願って2003年から毎年実施しています。
今年は4月21日(日)に、川の会のメンバーが鯉のぼりの掲揚作業を実施しました。川の両岸を長さ60mのワイヤーロープ3本で結び、それに鯉のぼりを一つずつ結んでいきました。
最後にロープを高々と巻き上げると、90匹の色とりどりの鯉のぼりが川面を渡る風を受けて悠然と泳ぎ始めました。
90匹のうち16匹は、清田区内の幼稚園や保育園、認定こども園の縁児が絵をつけた鯉のぼり。
白地の鯉のぼりに園児たちが絵や色を付けた鯉のぼりは2022年、清田保育園と清田幼稚園の2園でスターとしました。これが2023年に5園に広がり、今年は9園に広がりました。
今年、園児たちの鯉のぼりを揚げたのは、美しが丘幼稚園、清田保育園、清田南保育園、清田幼稚園、札幌国際大学附属認定こども園、里塚幼稚園、認定こども園にじいろ、花山認定こども園、平ケ岡幼稚園です。
この「鯉のぼりの川渡し」は5月6日朝まで実施されます。