第1回白旗山トレイルレース2022が8月7日(日)、清田区真栄の白旗山競技場と白旗山の林道を会場に開催されました。
トレイルとは「未舗装路」のことで、トレイルレースは山の中の登山道やハイキングロードをコースに行われる近年注目のアウトドアスポーツです。
白旗山トレイルレースは、1994年リレハンメルオリンピック団体金メダリストでスキー・ノルディック複合の元選手・阿部雅司さん(札幌オリンピックミュージアム名誉館長)が実行委員長になってプロデュースした大会です。
参加したのは、小学4年生から大人まで約300人。小学生は1.5㎞、中学生が3㎞、高校生以上は7.5㎞と15㎞に分かれてトレイルレースに臨みました。
スタートとゴールは白旗山競技場で、競技場を走ってからそれぞれのコースで白旗山の山中の道に入っていきました。
小中学生のコースは、大人のコースよりも距離は短かったですが、やはりアップダウンがあるオフロードはきつかったようです。それでもハーハーゼイゼイ言いながらも、みんな元気に完走しました。
高校生以上は、白旗山の本格的な山道を駆けるコース。頂上(標高321m)は避けたコース設定でしたが、やはり延々と続く上り坂はきついようです。もっとも、これがトレイルレースの醍醐味なのでしょう。
夏の白旗山は木々の濃い緑に包まれていて、そこを走り抜ける爽快さもあるようです。
白旗山は時々、クマが出没することから、クマよけの鈴をチリンチリンと鳴らしながら走る人も結構いました。
阿部雅司さんも、小学生や大人たちの参加者と一緒に、軽快にトレイルランニングを行っていました。
この大会は、清田区らしい素晴らしい自然環境下で行われる健康イベントです。来年以降も毎年開催して、夏の白旗山の名物競技に育ってほしいですね。
(「ひろまある清田」より転載)