12年間にわたり地域の清掃美化活動に取り組んでいる真栄第四町内会の大谷清法さんが、令和2年5月に清田区クリーンさっぽろ衛生推進協議会から表彰されました。

地域のごみ拾いを続ける大谷さん
大谷さんがボランティアを始めたきっかけは、平成21年(2009年)に真栄第四町内会の厚別川両岸の桜並木(55本)の一部5本が枯れてしまったことです。地域の子どもたちが楽しい思い出を残せるようにと、そこにサクランボとプルーンを植えたことが始まりでした。
その後、町内会役員となり清掃美化活動のあり方について学び、町内会行事の花壇清掃をはじめ、自主的に人通りの多いバス停、医院、郵便局、さらに厚別川の緑地帯に捨てられたゴミや空き缶などの回収を行ってきました。
大谷さんは清掃美化活動を通して辛い経験は一度もないといい、かえって身体を動かすことで健康増進にもなり、通行人からの「今日は元気かい、いつもありがとう」の声に励まされてきました。
清掃美化活動は地味なものですが、大谷さんには秘めた思いがあります。この活動を続けることで、町内会員に少しでも街を綺麗にしようとの気持ちを芽生えさせ、未来を担う子どもたちには、綺麗な街、真栄に住みたい、と思ってもらえるようになることです。大谷さんの姿を見掛けたときは感謝のことばをお願いします。