真栄出身で札幌を拠点に活躍しているシンガーソングライター佐藤広大さんが「清田区応援大使」に就任しました。佐藤広大さんは「大変光栄に思います。今年は様々な場で清田区をPRします」と張り切っています。
佐藤広大さんは昨年11月15日、知野学清田区長より清田区応援大使に委嘱されました。
清田区役所で行われた委嘱式で知野区長は「発信力のある佐藤広大様が清田区の魅力を発信していただくことで、清田区全体の賑わいにつながることと思います。地域の皆さんと一緒に清田区の魅力を高めていただけることを期待します」と述べました。
佐藤広大さんは2017年、「清田区20周年PR大使」を1年間、清田区から委嘱されたことがあります。今度の「清田区応援大使」は期限を区切らず、続けてもらう予定です。
佐藤広大さんは真栄団地町内会の出身。清田幼稚園、真栄小、真栄中、札幌新陽高校を経て清田区の札幌国際大学を卒業した生粋の清田っ子。ふるさと清田区への熱い思いを持ち続けるシンガーです。
真栄中の時は、学校近くの羊ケ丘通沿いにあったカラオケボックス「グランプリ」(今はありません)で友人とよく歌の練習をしていたそうです。また、札幌国際大学の学生の時は、苫小牧出身で同級生のEXILE・SHOKICHIさんと知り合い、一緒に清田のカラオケボックス「キャッツアイ」でよく歌の練習をしたそうです。
本格的にシンガーの道を目指して活動を始めたのは大学卒業後の2009年からで、自身の楽曲がテレビ番組「情報ライブミヤネ屋」に採用されるなど、だんだんとその才能と存在が認められるようになりました。
2017年にメジャーデビューし、ライブコンサートなどで活躍。ラジオでもFMノースウェーブで「from R&B」という番組(木曜22時~23時)を持っており、これは11年続けています。
札幌市円山動物園のPRソング「手をつなごう」は、佐藤広大さんが作った曲(2021年)で、円山動物園では毎日、閉園時にこの曲が流れます。
佐藤広大さんの歌は、自分を支えてくれた仲間や地元の人たちへの「感謝」や「恩返し」をベースにしているといいます。
そのためか、元気でノリのいい曲もいいですが、ソフトで包み込むような優しさを感じる曲も実にいいです。謙虚で柔らかな人柄が歌ににじみ出ているようです。
そうした気持ちから佐藤広大さんは歌手活動の傍ら北海道の子供たちのためにNPO法人「あおぞらプロジェクト」を立ち上げ、子供たちが遊ぶ公園に時計を贈る活動などを行っています。
清田区内では、真栄さぼてん公園(真栄4条4丁目)と真栄東公園(真栄5条5丁目)に時計を贈っています。今年は、清田幼稚園に時計を贈る計画だそうです。資金はライブの収益やグッズ販売、協賛金などで捻出しています。
また、今年、清田区内に就労支援B型作業所を開設する計画を進めています。歌手活動や「あおぞらプロジェクト」の活動で、様々な施設を訪れた中での発想のようです。今年は活動の幅がさらに広がりそうです。
清田区応援大使としては今後、清田区の公式イベントの出演や自身のコンサート、SNSなどで清田区の魅力を発信していく活動を行います。
今年3月には清田区がチカホで清田区のPRイベントを行う予定で、佐藤広大さんはそこで清田区のPRとミニライブを行う予定です。
佐藤広大さんは、これまでも清田区内のイベント「きよたマルシェ&きよフェス」や清田区成人式などに出演し、ふるさと清田区への熱い思いを語ってきました。清田緑小や真栄中でも児童・生徒と語る会などを行っています。清田区応援大使として、その活躍にいっそう期待が高まっています。
清田区応援大使は、佐藤広大さんが第1号です。佐藤広大さんはほかに北海道観光大使、札幌市円山動物園PR大使などにも就任し、活動しています。
佐藤広大さんは子ども時代の思い出として、真栄団地町内会の盆踊り大会や、町内会で滝野すずらん公園の札幌市青少年山の家に行ったことなどを懐かしそうに語ってくれました。
そして、「東急ストア真栄店(現東光ストア)が子ども時代の僕らの遊び場でした。2階のゲームセンターでよく遊びました」と言います。
また、小学3年生の時に真栄のサッカー少年団に入り、サッカーは高校2年まで続けたそうです。今はコンサドーレ札幌の大ファンだと言います。
地域としても、頑張る佐藤広大さんを応援したいですね。