真栄団地町内会盆踊り大会=8月17日、真栄さぼてん公園

元気に太鼓をたたく子供たち

 第51回真栄団地町内会盆踊り大会が8月17日(土)、真栄さぼてん公園(真栄4条4丁目)で開催されました。町内の若手中心の実行委員らの活躍もあり、たくさんの地域住民が集まり、楽しんだ1日でした。

大勢の住民が盆踊り大会を楽しみました

 お祭りは15時に開会。早速、テントの売店では、焼きそば、焼き鳥、フライドポテト、チョコバナナ、生ビール、かき氷、ジュースが販売され、町内の若手らが元気よく売り子を務めました。

子供○✕クイズ

 夕方になり、さらに続々と町内の人が会場のさぼてん公園に集まってきました。子供○×クイズで楽しんだ後、子供盆踊りが始まりました。「子供盆おどり唄」と町内の子供たちがたたく太鼓に合わせて、やぐらの周りを輪になって踊りました。

 暗くなるころには、大人盆踊りとなり、「北海盆唄」に合わせて踊りました。

 会場では、子供縁日も行われ、射的やくじ引きで子供たちが楽しみました。

大人気だった射的

 真栄団地町内会盆踊りは、清田区内でも最も歴史のある夏祭り・盆踊り大会の1つです。しかし、町内会役員の高齢化などで、お祭りの運営が大変になってきていました。

くじ引き

 そこで、町内の若手らが奮起。30代、40代の実行委員3人(実行委員長は38歳)が中心になって、清田区の町内会夏祭りで最大規模の「羊ケ丘通地区ふれあい夏祭り」からノウハウを学んで、今年の夏祭りに臨みました。

焼き鳥を焼く若手の皆さん

 ノウハウを伝授したのは、毎年、「羊ケ丘通地区ふれあい夏祭り」を仕切っている同夏祭り企画委員長の小谷雅彦さん(羊ケ丘通町内会)。小谷さんから夏祭り運営のコツを学び、実際、1週間前の8月11日に行われた「羊ケ丘通地区ふれあい夏祭り」で実務を担当して、「町内会の夏祭りはこうするのか」ということを学んだといいます。

 焼き鳥を焼く道具類なども今回は「羊ケ丘通地区ふれあい夏祭り」から借りたそうです。

元気な売り子たち。カメラを向けるとこのポーズ!

 そして町内では、若手(高校生、20代、30代)に声をかけて夏祭りの担い手を集めました。その結果、今年のテント売店では、主に町内の若手がビールや焼き鳥などを販売。焼き鳥や焼きそばを焼くのも若手でした。

 想定以上の人がお祭りに来たため、何度も焼き鳥の肉を追加で買い足しに走るなど、うれしい誤算もあったようです。

 町内会役員たちも若手と一緒になって頑張っていました。老若男女一緒になって作り上げた盆踊り大会。山田まゆみ町内会長は「今回を契機に町内会の中に若手中心の盆踊り大会実行委員会を正式に設けてみたい」と話していました。

[広告]
[ad#ads5]