白旗山を走る参加者たち

 「山の日」の8月11日(金祝)、清田区真栄~有明で白旗山トレイルレース(実行委員会主催)が行われました。夏の青空の下、子どもから大人まで360人が出場しました。

 このトレイルレースは、1994年リレハンメルオリンピック団体金メダリストのスキー・ノルディック元選手の阿部雅司さんがプロデュースした大会。昨年に続き今年で2回目の開催です。

 トレイルレースとは、アップダウンのある登山道やハイキングロードなどで行うランニングスポーツで、近年注目のアウトドアスポーツだそうです。

白旗山競技場

 コースは、スタートとゴールが白旗山競技場(海抜137m)で、競技場を出て白旗山の林道を駆け上り、山頂(321.5m)まで行き、再び下り道を白旗山競技場まで戻る9㎞のコース。高低差は184.5メートルあります。

 高校生と一般大人は、この9キロコースを1周または2周する2種目が行われました。

 スタートした選手たちは競技場を出て、白旗山の上りのコースを走っていきます。白旗山の木漏れ日の中を走る選手たちは元気いっぱい。それでも、やはり上り坂のコースは結構つらい感じです。

 選手たちの中には、クマよけの鈴をチリンチリン鳴らして走る人もいました。

白旗山競技場を走る小学生

 また中学生、小学生高学年、同低学年はそれぞれ4.3㎞、1.5㎞、0.6㎞と距離の短いコースが設定されました。懸命に走る子供たちに、家族や仲間から「頑張れ」「いい走りだ」などと盛んに声援が送られました。

 夏の日差しが照り付ける暑い日でしたが、参加者たちには、健康的で楽しい夏の一日になったようです。