第23回清田ふれあい区民まつりが7月23日(土)、清田区役所前広場で開催されました。あいにく時折小雨がぱらつく天気でしたが、3年ぶりの区民まつりとあって、大勢の区民と子供たちが来場し、夏まつりを楽しみました。
清田ふれあい区民まつりは、清田区内の町内会連合会や清田地区商工振興会、清田区青少年育成委員会、清田区子ども会などでつくる実行委員会(事務局:清田区役所地域振興課)の主催で、清田区最大の区民イベントです。
過去2年間はコロナのために開催できず、今年は3年ぶりの開催でした。
しかし、コロナの感染拡大防止のために、開催時間を短縮し、飲食販売も縮小。会場での飲食は、立食のテーブルを並べた限られた飲食スペースのみにするなど感染対策を施しての開催となりました。
9時40分、区役所前の広場のステージで、地元清田区の北野響楽太鼓の景気のいい太鼓演奏で開幕。
続いてステージでは開会式が行われ、秋元札幌市長、山田清田区長、上野北広島市長、清田区内の各町内会連合会会長、地元選出の国会議員、道議、市議らが壇上に並びました。
実行委員長の猪野毛清田地区町連会長と秋元市長が開会のあいさつを行い、3年ぶりの区民まつりは始まりました。
ステージでは平岡中央小学校合唱団と札幌北野少年少女合唱団が清らかな歌声を披露したほか、清田ダンスキッズの踊りなどが次々と発表されました。
コカ・コーラ札幌国際大学の若さ溢れるYOSAKOI演舞も行われ、区民まつりを華やかにしました。
恒例の園芸市も行われ、花苗が無料で来場者にプレゼントされました。
感染対策のため、飲食販売は清田地区商工振興会の焼き鳥、おにぎり、助六の販売と、地元の洋菓子店「ドルチェヴィータ」と「たいやき一休」のキッチンカーによる販売、きよたスイーツの販売が行われたのみ。
飲食スペースも工事現場や道路などで使用するロードコーンとバーで区切った一角に限定しました。飲食スペースの滞在時間は30分以内とし、感染対策にはかなり気を使っていました。
飲食スペースはテーブルを用意しましたが、座席はなく、立食のスタイル。このため、飲食しながらのんびりお祭りを楽しむ感じにはならなかったようです。立食のせいか、ビールはあまり売れなかったといいます。
今年の区民まつりで顕著だったのが、子供の来場が多かったことです。清田区子ども会が出店した輪投げ、チョロQルーレット、くじ引きなどには長い行列ができる賑わいでした。
障がい者支援などの福祉テント村も出店し、クッキーやパンなどの食品や手作り品の販売、落とし物傘の超格安販売などが行われ、にぎわいました。地元野菜の販売も行われました。
最後は、恒例の豪華景品が当たるビンゴ大会。区役所前広場は大勢の区民と子供たちで埋まり、大いに盛り上がりました。
ビンゴ大会を最後に、今年の区民まつりは15時で幕となりました(例年は18時終了)。
会場には、元清田区長やかつて清田区役所に勤めた市職員も数多く来てくれました。清田区役所を離れても、清田区民まつりに来てくれる「清田愛」。うれしいですね。
清田ふれあい区民まつりは、多くの地域住民のボランティアで運営されます。
コロナ禍のため、従来の区民まつりよりかなり規模は縮小とはなりましたが、3年ぶりに楽しい区民まつりが開催出来て、ボランティアの皆さん、本当にご苦労様でした。
(「ひろまある清田」より転載)