真栄中学校スクールバンドの定期演奏会が10月6日(日)、同校体育館で行われました。

 真栄中学校は今年、開校30周年を迎えました。定期演奏会は今年で28回目となり、清田区内の中学校吹奏楽部では長い伝統があります。
 同校スクールバンドは今年から外部指導者として元中学校長の木村七郎先生(清田区清田在住)を迎え、練習を重ねてきました。
 木村先生は現在、千歳吹奏楽団の常任指揮者で、かつて北海道吹奏楽連盟事務局長、北海道音楽教育連盟会長などを歴任してきた先生です。
 積極的に地域でも演奏活動を行い、今年はデイサービス(事業所はる)、三井アウトレットパーク音楽祭、チカホミュージックLIVE、真栄第三町内会・ハローエンジョイふれあい祭りなどで演奏してきました。
 定期演奏会は、第1部クラシックステージ、第2部ポップスステージの2部構成で行いました。
 第1部は、木村七郎先生の指揮で、今年8月の吹奏楽コンクール札幌地区大会で金賞を受賞した曲「飛龍の鵠」などを演奏しました。
 第2部は、スウィングジャズの代表曲「sing sing sing」の軽快な演奏で始まりました。
 中学生たちがこの曲を演奏すると、2004年の日本映画「スウィングガールズ」が想起されます。田舎の女子高校生役の上野樹里さんや貫地谷しほりさんらがビッグバンドを組み、この曲を元気にはつらつと演奏したシーンが思い出されます。
 さらに、「ハリウッドマイルストーン」(ハリウッド映画メドレー)や、嵐メドレーなどおなじみの曲をテンポよく軽快に演奏しました。
 最後に、アンコールにこたえて「学園天国」を演奏、会場からも手拍子が起こり、盛り上がって幕となりました。

「ひろまある清田」より転載